村﨑葵のパリ音楽留学日記

パリでの留学生活を中心としたブログです♪

フランス(パリ)の献血📝

皆様、こんにちは!

突然ですが私、日本にいた時は月1〜2回くらいのペースで献血に行ってまして。

日本の献血ルームって綺麗な所が多いですし、行くだけで色々貰えるし、漫画も読めるし、趣味感覚で通っていました(笑)

健康に真面目に生きてるだけで誰かの役に立てているというのも良いものです🙆‍♀️

 

それはさておき、もちろんパリにも献血はあります!

あまりにも暇すぎた留学当初、「よし、献血に行こう」と思い立って速攻調べてました🤣

というわけで、今回はパリの献血について書いてみたいと思います☺️

 

まず、フランス語で献血Don de Sang(ドン・ドゥ・サン)と言います。

日本と同様、血液は長期保存ができない為、基本的に不足しているようで、駅や街でも広告をよく見かけます。

 

<フランスの献血🇫🇷基本情報>

◾️予約方法

献血のWEBサイトで予約して行きます。

https://dondesang.efs.sante.fr/don-de-sang

献血ルームは総合病院と併設されている為、日本よりも数が少ない印象です。

 

◾️献血可能な年齢・体重

18〜70歳・男女共に50kg以上

📝日本は16〜69歳、女性40kg以上、男性45kg以上です。

 

◾️採血量

全血献血:420〜480ml

成分献血(2種類):平均600〜650ml

体重や性別による基準があり、最終的には医師の問診で決まります。

📝日本は全血の場合200mlまたは400ml、成分の場合300〜600mlです。同じ体重でもフランスの方が多く採られます😅

 

かく言う私も日本だと400mlですが、パリだと480mlガッツリ採られます...。

そのせいで、一度、献血後の買い物中に貧血で倒れてしまいました😓少し休んだらすぐ回復して家に帰れたので大丈夫でしたが、それ以来、パリで献血に行った後は即帰宅、水分補給、動き回らずベッドでゴロゴロ!を心がけています👍

もちろん、日本でも献血後にスポーツなんてダメですよ!

 

さてさて、この時点でいくつか違いがありますが、実際の流れは日本と一緒です。

受付→問診票記入→医師の問診→血液検査→採血

といった流れですね。

献血ルームの外観はこんな感じ。普通の建物なので、辿り着くのに少し時間がかかりました😅

パリ13区の病院内にある献血ルーム

 

流れは同じでも、内容はところどころ違います。

🇯🇵日本だと...

◾️水分補給:受付時にスポーツドリンクを渡され、待ち時間に無料の自販機も利用可。

◾️採血後:ナースコールのような緊急ボタンを渡され、必ず20分以上休憩を取るように言われます。

◾️休憩中:「ご自由にどうぞ」のお菓子をつまんだり、無料の自販機を利用したり。漫画が充実しているルームもありますね。

 

🇫🇷フランスだと...

◾️水分補給:受付時に普通の水か炭酸水どちらがいいか聞かれ、ペットボトルを渡されます。無料の自販機はありません。

◾️採血後:休憩は必須ですが、結構緩いので、あまり休まず帰る人もちらほら。大丈夫なんだろうか😅

◾️休憩中:『クロワッサンかパンオショコラどっちがいい?』『紅茶とコーヒーどっちがいい?』などと聞かれ、職員の方が用意してくれます。(本音を言うと、自由に飲食させてほしい笑)漫画や本が置いてあるルームは見たことないですね...。その代わり、職員さんに話しかけられることが多いです。(暇なんだと思う)

休憩中の軽食(パリ13区)

ちなみに、日本の献血にはポイントシステムがあり、ある程度貯まったら日用品などに換えることができます。フランスではこういったシステムが無いのがちょっと残念です🥲

 

正直に言うと、日本の方がサービスが手厚い分、通うのが楽しいです(笑)

でもせっかくフランスでも健康に暮らせているので、元気なうちは通いたいと思います☺️

 

もし、フランスの献血に興味ある!行ってみたい!というフランス在住の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントください😉一緒に行きましょう!笑

 

日本在住の皆様も、興味があったらぜひ、お近くの献血センターへ行ってみてくださいね♪(事前に電話等で予約されることをお勧めします!)

 

それではまた次回!

Au revoir !