村﨑葵のパリ音楽留学日記

パリでの留学生活を中心としたブログです♪

アカデミー・フランシス・プーランクの夏期講習会

皆様こんにちは!

気づけばもう8月が終わろうとしていますね😱

皆様はどんな夏を過ごされたのでしょうか?

 

さてさて、今年の夏、私はアカデミー・フランシス・プーランクAcadémie Francis Poulenc主催の夏期講習会へ参加してきました!

 

公式サイトはこちら(仏・英語)

https://www.melodiefrancaise.com

 

今年は8月16日〜26日の計11日間、トゥールToursという街で行われます。

毎日午前中にマスタークラス、午後には個人レッスンがあり、中間と最後に受講生が出演するコンサートが開催されます💫

 

受講にあたり、年齢や人数の制限は設けられていませんが、初めて参加する場合は事前に演奏の映像または録音を送る必要があるそうです。

(私は師事している先生の紹介で参加したので、特に必要なかったです)

 

曲目は年によって題材が変わり、今年はジャン・コクトー Jean Cocteau、レーモン・ラディゲ Raymond Radiguet、エドゥアール・ラロ Eduard Lalo、地中海の作曲家の作品といったテーマに沿って選曲しました。

これまた中々の曲数になるので、結構大変です😂

ヒイヒイ言いながら譜読みしてましたね....何とか終わって良かったです(笑)

 

ちなみに応募の締め切りは6月末まで。空きがあれば、その後でも受け付けてもらえる可能性はありますが、受講希望の場合はぜひ早め早めに行動してくださいね😉

 

気になる受講料は、1人で申し込む場合1300€、ピアノと歌のデュオで申し込む場合1人1100€です。

この中には、講習費、宿泊費、昼食代が含まれています!(お昼ご飯が美味しくて、毎日モリモリ食べてました。笑)

 

トゥールのコンセルヴァトワールが会場になっているので、練習室も空いている時間は自由に使えます👍

 

ちなみに1人で参加した場合は、アカデミー側でピアニストと歌手を組み合わせてくれます。

基本的にはデュオとしてレッスンを受けていく事になり、歌の先生、ピアノの先生、詩の先生など幅広い講師が揃っているので、声楽の方はもちろん、フランス歌曲に興味のあるピアニストの方にもとってもお勧めです✨

 

ただ、やはり言語の問題は付きもの。

第一言語はフランス語となりますが、先生によっては英語でレッスンしてくださる場合もあります。

実際、フランス語が全く話せない方も参加していて、マスタークラスの時などは先生が英語で指導するか、ペアの方が通訳をしていました。

 

ですので、少なくとも、通訳なしでレッスンを受けられる程度のフランス語力(または英語力)が必要です!(通訳の人を連れて行くわ〜という方は関係ないかもしれませんが😂)

より有意義な時間を過ごせるよう、日々コツコツと語学の勉強も頑張っていきましょうね😋

 

トゥールはもちろんパリより小さいですが、綺麗なロワール川やスリル満点(?)の観覧車などが楽しめる素敵な街でした☀️

 

🍀ロワール側のほとり

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🍀速度は速いわ、6周もするわ、ゴンドラはむき出しだわ、というスリルのある観覧車
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先生方の指導は大変分かりやすく、他の受講生からも勉強になる事が沢山あり、学んだ成果をコンサートで沢山の人に聞いていただけるという、とても充実度の高い講習会でした☺️

 

興味のある方はぜひ、来年の夏検討してみてくださいね😉

 

それではまた次回!

Au revoir!