皆様こんにちは!
今回は、留学を決めてからまず目標にした学校について書きたいと思います(^^)
まず、いざ長期留学を決めたところで、具体的な手段を示さないと外国に長く滞在する事はできません。
『音楽を学びたい!』という気持ちだけでは長期滞在できないので、具体的に「学校へ入る」という行動が必要です。
もちろん、学校へ入る以外にも長期ビザを取得する方法はありますが(ワーホリビザなど)、音楽留学をするのであれば、学校へ入り、学生ビザを取得するのが様々な面で最適だと思います。
という事で、留学について日本の先生に相談した際、パリで師事可能な先生と併せて、その先生が在籍されている学校を教えていただきました。
いくつか提案してくださった中で、私はパリ地方音楽院のコンセルティスト課程を受験する事に決めました。
もちろん他にも気になる学校はありましたが、パリ地方音楽院は国立の次にレベルが高いとされ、もし入れればそれはそれは身になる経験ができると思ったからです。
さて、パリ地方音楽院、正式名称は『Conservatoire à rayonnement régional de Paris』、略してCRR de Parisと呼ばれることが多いです。
コンセルティスト課程(Cycle concertiste)というのは、日本で言う修士課程のようなもので、より専門的でプロを目指す人たちが入学する課程です。
声楽の場合、フランス語レベルB2の取得が必須となり、入学試験は28歳までという制限があります。
合格すれば2年間の在籍、その後の試験によって更に1年間在籍可能となるようです。
日本とフランスの学位制度は異なるのですが、基本的に、日本で大学を卒業している場合、フランスの大学でディプロムを取ることが出来ないそうです。
私は大学院まで修了しているので、必然的にコンセルティスト課程しか受験出来ない事を知りました(^^;;
*音楽院の受験資格は、専攻や課程によって違ってきますので、受験を検討される方は、都度ホームページをご確認ください。
HPはこちら(仏英)↓
https://conservatoires.paris.fr/conservatoires/crr
ちなみに結論を書くと、残念ながら私はこの学校に合格できませんでした(*_*)ヒョエー
受験申し込みから試験当日までについてはまた別途書きたいと思いますが、
世界から集まっているだけあって、とにかく全体のレベルが高い事を痛感しています。
そしてここからは、現在留学検討中の方へ向けてですが、学校選び、先生選びは結構難しいです。
というのも、まず情報が日本語ではあまり出てきません。
留学先の言語、または英語でホームページなどから情報を得る事が必要になってきますし、どんな先生がいるのか、どんなカリキュラムなのか、学費がいくらなのかなどについては、正直ホームページを読めても分からないことだらけです。
私の場合は、日本で師事した先生にご紹介いただくという方法を取りましたが、そういったツテも難しい方は、留学会社に相談するのも良いかと思います。
ただ、留学会社を通してだと金銭面は負担が大きくなるので、なるべく自力で探したい方は、海外の先生を招いてのレッスンや、日本で開かれる特別講習などを積極的に探してみてください。
先生によってはご自身のホームページを持ってらっしゃる方もいるので、ダメ元でメッセージを送ってみる事もできると思います!
私もついつい待ちの姿勢で過ごしてしまう事が多いのですが、積極性を持つことがやはり大事ですね。
師事したい先生を探す→その先生が在籍されている学校を目指す
でも良いですし、
目指す学校を決める→その中で師事したい先生を探す
どちらの方法でも良いと思います。
いずれにしても、受験前に先生と連絡を取れると尚良いと思います。
ちなみに、「語学学校へ通いながら個人レッスンを受ける」という方法もあります。
が、どの程度レッスンが受けられるか分からないという事や、音楽院で勉強したという肩書きを得られないというデメリットを考え、私は選択肢から外しました。
語学学校には通いたいですけどねー!!(今更)
では今回はこの辺りで。
次回はCRRの受験申し込みから試験当日までの流れを書きたいと思います♪
Au revoir!