村﨑葵のパリ音楽留学日記

パリでの留学生活を中心としたブログです♪

エコールノルマル学年末試験1回目!

皆様こんにちは〜!

昨日はエコールノルマル音楽院の学年末試験1回目でした!

 

私が在籍している第二課程は、1〜3年で修了するプログラムになっているのですが、1年目の生徒は学年末試験が2回に分かれています。

 

1回目は4月半ばにあって、曲目は下記の通り。

・指定のヴァカリーズ曲(ノルマル独自の曲が1ヶ月ほど前に提示されます)

・自由曲2曲(条件指定あり)

 

2回目の試験は、1回目の試験を合格したら受けられます。曲目は4曲。

 

この2回の試験で、(ヴァカリーズを除くと)計6曲歌う事になるのですが、これの選択には細かい条件があります。

 

①次の5つの年代から、各1曲ずつ入れる事。

1650〜1791年、1791〜1850年、1850〜1900年、1900〜1960年、1960年〜今日

 

②下記のジャンルから、各1曲ずつ入れる事。

オペラアリア、フランス歌曲、ドイツリート、イタリア語のレチタティーヴォ

 

③ヨーロッパで4つ以上異なる言語を入れる事。

 

この3つの条件を満たした6曲を選ばなきゃいけないわけで。これが中々に大変でしたね(^^;;

 

ちなみに提出期限は3月31日でした。

レッスン担当の先生が、それまでのレッスン状況の報告と共に提出するそうです。

 

とまぁ、仕組みを説明したところで、昨日はその1回目の試験だったわけです!!

 

歌う順番は門下ごとで、「○時から●●先生門下」というように決められています。

私は門下内で第二課程1人だけだったのですが、他の門下は数人いるはず。その中での順番はどう決めるんでしょうね(゚∀゚)

 

ところで私は元々19:00の予定だったのですが、伴奏の先生の都合で、事前に13:45に変更されました。夜まで待つ事にならなくて良かった(^^;;

 

12:30ごろに練習室で声出しをして準備を済ませ、13:30ごろに試験室へ。

試験は広めのレッスン室で行われます。

試験官は声楽のディレクター1人のみ。

逆に緊張しますね笑

 

そうして時間まで待っていたわけですが...ディレクターが来ない。13:45になっても来ない。

まぁフランスだもんな、と思って引き続き待ってても来ない。

13:50をまわったところで、伴奏の先生が「ちょっと見てくる」と。

少ししたらディレクターと共に戻ってきたのですが、どうやら忘れていた様子(笑)そんなぁ

私の時間変更を把握していなかったのか、本当にすっぽり忘れていたのか....。

いずれにしても、さすがに悲しくなりましたね笑笑

 

仕切り直して、3曲しっかり聴いてもらえたので良かったですが。

なんだか気が抜けて、むしろあんまり緊張はしなかったですね(^-^)

 

試験が終わると、先生だけ残って試験結果の話し合い。

本来なら声楽の先生も来るようなのですが、私の先生は来てなかったな....?

 

なにはともあれ、無事試験は終わったので、後は結果を待つのみです。

あードキドキする。

 

試験を受けるにも一筋縄ではいかないフランス、やはり面白いです。

日本人は本当に真面目だな、とこっちへ来てから何度思ったことか(笑)

これもまた留学の醍醐味(?)ですね。

 

それではまた次回♪

Au revoir!